痛み専門外来の考え(東京都中央区、整形外科・皮膚科・内科、細野クリニック)
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いわゆる「ペインクリニック」との違い
じっとしているだけでも痛い、気持ち悪い痛みが続いている、疲労感が取れない、よく眠れない・・・これらの「原因不明で何となく体調が悪い」という自覚症状の原因は骨格にあるかもしれません。
当院の「痛み外来」は、ペインクリニックで行っている神経ブロック療法や薬物療法などのように、痛みを緩和させることだけを目的としているのではなく、筋骨格にアプローチし痛みの原因を取り除き、以前より健やかな身体を手に入れていただきます。不快な症状をゼロにするだけでなく、より体調が上向いていき、プラスのパフォーマンスができる身体へ体質を変化させることにあります。
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貴方の痛みの根源が何かを診る
当院では、痛みの原因を骨格のアライメント異常(位置ずれ)と位置づけています。痛みと一言で申し上げても、腰痛・頸(首)の痛みといった整形外科疾患から、頭痛などの内科疾患、顎関節症などの歯科分野など様々な「痛み」が存在します。そして軽度の痛みは、安静や通常の薬物療法で改善しますが、中等度の以上になりますと、通常の治療法では症状のコントロールができないことが多々あります。骨格のアライメント異常は、筋緊張から来るもの、筋肉量の低下に由来するもの、外傷等による物理的な位置ずれからくるものなどがあります。
そして通常の治療法で症状を改善できない痛みの場合は、骨格のアライメント異常(位置ずれ)を伴うことが多く、筋骨格にアプローチしバランスを整えることで取り除ける痛みの範囲は非常に広いと考えれます。
骨格のアライメント異常は、視診や触診だけでは診断できませんので、単純レントゲン撮影でアライメント異常を診断するだけでなく、X線透視検査を用いて、頸椎を中心とした各関節の可動性の有無を検査していくことで、痛みの根源を明らかにし、症状を引き起こす根源から治療していきます。
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PANセラピーの医学的検証・研究
PANセラピーは治療箇所の振動数を測定し、共鳴振動の原理を用いて筋肉と骨格を治療します。
日本の医療機関ではまだなじみのない治療法ですが、特にヨーロッパでは統合医療の観点に立ち、非観血的に筋骨格を治療していくマニュアルメディスンという考え方が進んでおり、日本よりヨーロッパのドクターの間で徐々に広まりつつあります。
痛みに悩む皆様へ 院長からのメッセージ
こんにちは。細野クリニック院長細野周作です。
当院では骨格が原因で発生する様々な「痛み」に関して治療を行います。
「痛み」と一言で申し上げても、様々な種類の痛みがありますが、痛みがあることでQOLが大きく下がり、日常生活を送ることににさえ大きな支障きたしている方が大勢いらっしゃいます。
痛みと骨格の関係でまず思い浮かぶのは、カイロや整体といった分野がイメージされますが、医療免許の基づかない医療類似行為に分類されます。また施術の技術や質にバラつきが大きい玉石混合の世界であり、慰安ではなく治療として身体を治していこうとしたときには、その要望に対して解決を担うには荷が重いという印象を否めない現状があります。
一方で、骨格からくる痛みを扱う整形外科では、医学的な伝統的なアプローチとして、症状別部位別に細分化して診断していきます。診断技術及び治療法は日々進歩していますが、症状別に対応していくため対症療法にならざるをえず、慢性疼痛疾患で悩む患者さんの期待に応えきれていないのではないかと考えています。
当院では、筋骨格疾患(整形外科疾患だけでなく筋骨格に由来する症状を伴う疾患)へ対して、症状別にアプローチしていく対症療法ではなく、統合医療的な身体全体からアプローチしていく治療方法をとります。
そして、検査および診断には、医学的根拠に基づき、単純レントゲン撮影やレントゲン透視撮影を使用して行っていきます。
筋骨格疾患への統合医療的な治療方法は、診療科の枠を超えて医学的に新しく発展しはじめた分野ですが、当院では開業して約10年にわたり延べ8万人近い患者様を医学的に診断し治療してまいりました。骨格のアライメント異常を治療していくことにより慢性疼痛疾患で悩まれる多くの方を救えると確信しております様々な痛みに苦しんでいる皆様のお力になれれば幸いです。
医療法人社団BOH 細野クリニック
院長 細野 周作
求人のご案内
スタッフの休業退職に伴い、新しいスタッフを募集しております。
● 募集職種:医療事務及び柔道整復師/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師
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とれない痛みの相談室 お知らせ
- 2017/11/16
- 細野クリニックの書籍関しまして
細野クリニック院長 細野 周作の書籍が販売されました。こちらよりご購入いただけます。 - 2016/06/02
- 細野クリニック、痛み専門サイトのホームページを設置いたしました。